こんにちは。Midori(@greenday_design)です。
先日、表参道の松倉クリニックというところで、約60項目以上の血液検査を受けて、カウンセリングを受けてきました。
その際の記事はこちら
その中で言われたのが、「君は、胃の消化が悪いね~」ということ。
胃液に含まれる「ペプシン」という消化酵素の元となるペプシノゲンの値が低かったようです。
私は昔から胃腸が弱いと感じていたので、「やはりそうか」と思いました。
食べ過ぎはもちろんのこと、朝ごはんを急に食べたりすると、胃が痛くなってしばらく横になっていないと動けなくなったりするのです。
あとは、旅行に行ったりして環境が変わるとたいてい胃が痛くなったり、腸のハリ(腹部満腹感)に悩まされたりしていました。
それだけでなく、胃腸が弱いと、消化が悪くて栄養素が上手く吸収されないため、せっかく身体に良い物を食べても無駄になってしまうことも多いのです。
少しでも胃腸の調子を良くするために、実践していることがあるのですが、そのおかげか昔よりは調子が良いです。
今回は、私が胃腸の調子を整えるために実践していることをお伝えしたいと思います。
胃の重要な役割
本題に入る前に、胃の重要な役割について触れておきます。
胃の働きとして特に重要なのが、タンパク質の消化です。
タンパク質はアミノ酸が50個以上連なったもので、アミノ酸まで分解されて小腸から吸収されます。
タンパク質のままでは分子が大きいので、細かく分解する必要があるのです。
しかし、胃の働きが悪いと、タンパク質の消化が上手くいかず、アミノ酸まで分解される率が低下してしまいます。
つまり、たくさんタンパク質を摂取しても、うまく吸収できないため、あまり意味がなくなってしまうのです。
タンパク質は、筋肉や内臓、血液、骨、肌、髪、爪などを作るもとであり、身体にとって非常に重要な成分です。
例えば、筋トレをやっている方で、筋肉を大きくするためにプロテインからタンパク質をたくさん摂取している方も多いですよね。
とにかくタンパク質を多く摂取することを意識しがちですが、タンパク質をうまく吸収するためにも、胃の調子を整えることは非常に重要です。
胃腸の調子を整えるために実践していること
朝ご飯は消化が良いものを摂る
朝は胃が空っぽになっているところに、食べ物を入れるので、いきなり消化が大変な食べ物を入れると胃がびっくりしてしまいます。
私は、朝は特に胃の働きが悪いため、胃痛になってしまうことも多々。
そこで、朝は消化が良い物を摂るようにしています。
最近は、主にバターコーヒーを飲んでいるのですが、飲み始めてから、胃が痛くなることがなくなりました。
バターコーヒーには、グラスフェッドバターやMCTオイルが入っており、それが身体のエネルギー源となるため、飲み物だけで朝食を済ませることができます。
固形物を入れないので、胃への負担が少ないのです。
これは、胃の調子を整えるために始めたことではありませんでしたが、結果的に胃の調子を整えるのに役立ちました。
ブラックコーヒーは胃に悪いということも聞きますが、バターコーヒーはバターが入っているので、胃の粘膜を保護する役割を果たしているのだと思います。
バターコーヒーについての詳しい記事はこちら
あとは、バナナも消化が良く、胃の負担になりません。バナナは、エネルギー源となるブドウ糖や、ビタミン・ミネラルなどの栄養素も豊富なため、おすすめです。
腹八分目にする
「腹八分目に医者いらず」ということわざがあるくらい、腹八分目にすることは身体に良く、お腹いっぱい食べることは胃や身体に負担となります。
「少し物足りない」くらいで止めるのがちょうど良いのです。
また、満腹中枢が作動するのは、食べてから少し時間がかかるため、腹八分目で止めておかないと、食べ過ぎてしまいます。
腹八分目にすることは、細胞の老化を遅らせることができると科学的に証明されています。
その結果、がんや心筋梗塞、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病の予防にもつながるのです。
よく噛んで食べる
最低でも30回以上、よく噛んで食べています。
食べ物をよく噛んで食べると、胃の消化がスムーズになるため、胃の負担も減ります。
きちんと消化されるため、必要な栄養素がきちんと体内に取り込まれるのです。
また、噛むと唾液が出ますが、唾液には「ムチン」という物質が含まれており、ネバネバの成分で胃の粘膜を保護してくれます。
しかし、咀嚼が不十分だと、食べ物がきちんと消化されないまま大腸へ送られ、悪玉菌のエサとなります。そこから、ガスが発生してお腹がはったりする原因となるのです。
私は、30回以上と意識していないときは、意外とあまり噛まずに食べ物を飲み込んでしまっています。
30回以上噛むと、胃の刺激になりそうな物でも、胃が痛くなったりもたれたりしないので、おすすめです。
ストレスを溜めない
ストレスが溜まると、「胃が痛くなる」というのはよく聞きますよね。
様々なストレスで不安や緊張が高まると、自律神経が乱れて、胃腸の働きが悪くなります。
私は旅行など、環境が変わると極端に胃腸の調子が悪くなるのですが、これはまさにストレスで胃腸の働きが落ちているのだと思います。
現代人は交感神経優位の時間が長く、ストレスが溜まりがちな人が多いと言います。
旅行なんて、交感神経優位になりやすい環境ですよね。
電気を間接照明にしたり、スマホやPCの光を夜は見ないようにしたり、ゆっくりお風呂に入ったり、副交感神経を優位にするような「リラックスした生活」を心がけています。
手軽にできることとしては、深い呼吸をすること。意識していないと、呼吸が浅くなりがちです。
深くゆっくりとした呼吸は、緊張を和らげ、心をリラックスさせて、ストレスを軽減してくれます。
こちらも手軽にできるので、おすすめです。
まとめ
いろいろ気をつけているので、昔よりは胃腸の調子もマシになったものの、まだまだ絶好調とは言えないです。
胃腸も年齢を重ねるほど、老化して機能が落ちてきます。今、胃腸の調子を良くする方法について調べているので、また改めてまとめたいと思います。
せっかく摂った栄養素を無駄にしないためにも、ぜひ胃腸の調子についても気にしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。