こんにちは。Midori(@greenday_design)です。
9月10日(月)のTV番組「名医のTHE太鼓判」でお酢の効果効能について、特集していました。
お酢が身体に良いのはなんとなく分かっていましたが、実際は思っていた以上にいろいろな効果効能があるなと。
改めてお酢のすごさを感じたので、まとめたいと思います。
■骨を丈夫にしたい方
■高血圧・高血糖が気になる方
■白髪が気になる・美髪を目指したい方
上記の方はぜひ読んでみてください。
お酢が骨を丈夫にする
お酢の中でも、特にきび酢が骨粗鬆症予防に最も効果を発揮します。
きび酢はサトウキビ100%で出来ており、3年もかけて、じっくり発酵させます。
お酢特有の刺激臭が少なく、まろやかな味わいが特徴です。
(とはいえ、他のお酢よりまろやかということで、酸っぱいことには変わりないですが。。)
なぜきび酢が骨粗鬆症予防になるの?
きび酢は米酢と比較してカルシウムが約8倍含まれています。
さらに、お酢にはカルシウムを溶かしだす効果があり、カルシウムの吸収率が2割増しになります。
つまり、きび酢は骨を丈夫にするカルシウムを効率よく摂取することができるのです。
そもそも、人間の身体はあまりカルシウムを吸収しないのです。(約40%くらい吸収し残りは排出されます。)
カルシウムを摂取するときは、お酢とセットで考えるとより効率よく摂取できますね。
お酢がカルシウムを溶かすことを証明した実験
番組では、実験で殻ごと卵をお酢に漬けていました。(卵の殻はカルシウムを豊富に含んでいます。)
どうなったと思いますか?
最初は何も変化がなかったのですが、4日後・・・
見事に殻が溶けて、膜だけになり、卵の中身が透けて見えていました。
一般的なお酢に含まれるカルシウムは1ℓあたり20㎖が、この卵の殻が溶け出したお酢には344㎖含まれていました。
つまり、お酢はカルシウムを溶かし出すということが証明されたのです。
高血圧・高血糖の人にはお酢が効く!
お酢の会社「タマノイ酢」の社員は血糖値・血圧が正常値!?
タマノイ酢の食堂には数種類のお酢が置いてあり、社員の方は何にでもお酢をかけていました。
①からあげに穀物酢
穀物酢は、最も一般的なお酢。原料は小麦やトウモロコシなどの雑穀。さっぱりとした酸味、ツンとした香りが特徴で油っぽい揚げ物とは相性バツグンです。
②カレーにバルサミコ酢
バルサミコ酢の原料はぶどう。コクがあり甘酸っぱい味が特徴。そもそもカレーと相性バツグンのらっきょうは甘酢漬けで作られています。お酢とカレーは相性が良いのです。
③サラダにリンゴ酢
リンゴ酢は、りんごが原料。比較的酸味が穏やかで甘くさわやかな香りが、サラダにぴったり。りんごに含まれるポリフェノールが血管を拡張するため、血圧を下げるのにより良いのです。
噂では、タマノイ酢の社員は、全員血糖値・血圧が正常値なのだとか。
たしかに番組に出演されていた社員の方は皆さん正常値で、特に75歳男性社員の血圧が120/60mmHgという素晴らしい数値だったことに驚きました。
なぜお酢が血圧を下げるのか?
お酢の主成分である酢酸が細胞に取り込まれると、アデノシンという物質ができます。
このアデノシンが血管を広げ、血圧を下げる役割を果たしてくれるのです。
どうしてお酢は血糖値を下げるのか。
糖類が小腸に達すると、小腸の酵素が糖を分解して吸収し、これが血糖値の上昇に繋がります。
しかし、お酢を一緒に取ると、小腸にある酵素の働きを抑えるので、糖の分解や吸収を妨げ急激な血糖値の急上昇を防ぐことができるのです。
お勧めは酢ベジ生活
番組では、酢ベジ生活がお勧めされていました。
酢ベジとは、お酢に野菜を漬け込んだもの。お酢と野菜の栄養が手軽にとれます。
酢ショウガ、酢タマネギ、酢ミョウガ、酢ニンニクなど、料理にトッピングすることができる野菜をお酢に漬けたものが紹介されていました。
合う料理が多いので、使いやすく頻繁に摂取しやすいですね。
10日間の酢ベジ生活
金田朋子さん 血糖値が大幅に減少!
金田朋子さんは酢ショウガを実践。
ショウガはお酢同様、糖類の吸収を穏やかにする効果があります。
お酢を皮ごとみじん切りにし、お酢に漬けて保存するだけ。
味噌汁に入れたり、納豆に入れたり、パスタやサラダに入れたり。意外と万能で何でもいけます。
結果は、金田朋子さん 食後の最高血糖値265→132でした。
ついでに旦那さんも最高血糖値141→117に下がっていました。
具志堅用高さん 血圧が下がった!
具志堅用高さんは酢にんにくを実践。
にんにくは、食べる降圧剤と言われます。また、こちらもお酢同様に血管を拡張する作用があるのです。
みじん切りにしてお酢に漬けるだけ。お酢は酸味の少ないリンゴ酢を使用していました。
1ヶ月熟成すれば臭みが抜けてさらに食べやすくなるそうです。
料理に使ったり、外食の際も酢ニンニクを持ち歩き、ステーキのタレにかけたりしていました。
わずか10日間で上の血圧が167→153に。
黒酢が髪の毛をキレイに!白髪も予防!
黒酢に含まれるアミノ酸が髪の毛に作用していると考えられています。
アミノ酸は、筋肉や皮膚、内臓などを作るもとになりますが、健康な髪の毛を作るのにも欠かせないのです。
なぜなら、アミノ酸がないと、身体を作っているタンパク質が作れません。タンパク質は髪の毛の質を維持するのに重要な成分なのです。
髪の毛をキレイにしたいというのはもちろんですが、年齢を重ねると白髪が気になってくる方も多いですよね。
白髪予防のためにも、アミノ酸摂取は意識したいですね。
黒酢はなぜアミノ酸を多く含むのか?
黒酢のアミノ酸量は、米酢の約8倍、リンゴ酢の約35倍も含まれています。
これは、原料の違いが関係しているのだとか。
黒酢は、原料に精米ではなく玄米を用い、量も米酢の4倍以上使用しています。
色が黒いのはアミノ酸の種類と量が関係しているのだそうです。
黒酢の驚きの活用法
番組で紹介されていたのは、黒酢発祥の地である鹿児島県福山町。
福山町の皆さん、オムレツにかけたり、とんかつにかけたり、お寿司にかけたり、コーヒーにかけたり・・・
何にでも黒酢をかけていました。
しかし、最も驚いたのは、黒酢をリンス代わりにしていたこと!!
シャンプーの後、洗面器に黒酢を混ぜたお湯に髪の毛を浸していました。
残ったお湯を頭からかけて、ゆすぎはなくそのまま終了。髪がしっとりするらしいです。
専門家の方曰く、アミノ酸が頭皮の毛根の炎症に働き、髪が太くなったり、切れ毛や枝毛が改善するのだとか。
たしかに、アミノ酸シャンプーは髪に良いと良く聞きますよね。これはやってみる価値ありです!
まとめ:お酢は醸造酢を選ぶこと!合成酢に注意!
お酢は骨や血糖値・血圧、髪の毛にも良いという番組の内容をまとめました。
私は髪の毛に良いという黒酢が気になったので、黒酢を早速購入しました!
黒酢は味も比較的まろやかで、合う料理も多いのではないかと。黒酢のリンスも非常に気になります。
ただし、お酢には無添加で醸造が必要な「醸造酢」と、化学調味料などの添加物を使用し醸造が必要ない「合成酢」があります。
先日、母が健康のためにリンゴ酢を飲んでいるというので、原材料を見せてもらうと、添加物がたくさん入っている合成酢でした。
身体に良いと思ってお酢を飲んでいる方も多いと思いますが、原材料の表記を一度確認してみてください。
原材料に、ベースとなる材料とアルコール以外のものが含まれていれば、醸造酢ではありません。
健康のために飲むのであれば、ぜひ醸造酢を選んでほしいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
少しでも参考になれば嬉しいです。