こんにちは。Midori(@greenday_design)です。
最近暑い日が続いていますが、なぜか身体がだるかったり、やる気が出ないという方も多いのではないでしょうか?
私も夏は特に、慢性的な倦怠感や、やる気の低下に襲われることが多々あります。
でも、反対に元気ハツラツで「今日は何だって出来そう!」みたいな日もあるんです。
秋など気候の良い季節は比較的そういう日が多いかもしれません。
毎日、元気でやる気満々に過ごせたら、すごく良いですよね。
いろいろ調べていると、やる気の低下や倦怠感に「副腎疲労」が大きく関わっているのではと思うようになりました。
最初は「副腎?何それ?」というレベルでしたが、どうやら「副腎疲労」は、あらゆる不調の根本原因といっても過言ではないらしいのです。
この記事では、副腎疲労について、また副腎をケアして元気になる方法をお伝えしたいと思います。
副腎疲労について
そもそも副腎とは?
副腎とは、左右の腎臓の上にある体内環境を保つためのホルモンを分泌する器官です。
身体と心がうまく回るように調整する働きをしています。
例えば、副腎で抗ストレスホルモンである「コルチゾール」を分泌して、ストレスによる身体の炎症(細胞が傷つけられること)を防ぎ、不調や病気から身体を守ってくれているのです。
コルチゾールは「副腎皮質ホルモン」という副腎皮質から分泌されるホルモンの一種です。
話はそれますが、アトピーや湿疹で処方されるステロイドは、この副腎皮質ホルモンを人工的に作った薬です。
人工的につくっているので、常用すると様々な不調を引き起こしますが、副腎で生産する副腎皮質ホルモンには副作用はありません。
私はときどき出てくる湿疹に最近悩まされているので、症状が出たらステロイドを一時的に使用していますが、即効性がとにかくすごいです。
その即効性を考えると、副腎から分泌される「副腎皮質ホルモン」の威力がすごいものなのだなと実感します。
副腎疲労は慢性的なストレスが原因
強いストレスが持続して、コルチゾールが過剰に分泌される状態が続くと、副腎が疲れてホルモンを上手く分泌できなくなり、ストレスによる身体の炎症を抑えることができなくなります。
現代社会はストレス社会と言われています。ストレスは人間関係や仕事の精神的なものだけでなく、身体に悪影響を及ぼすものはすべてストレスです。
特に気候の影響は大きく、最近の気候のような暑い夏や、寒い冬も十分なストレスの原因です。
副腎疲労によって起こる症状
私が読んだ分子栄養医学の本には、副腎疲労によって起こる症状について、下記のように書かれていました。
- 朝起きられない
- 倦怠感が続く
- 性欲が減退する
- 気分が落ち込む
- 物忘れがひどくなる
- 太りやすくなる
- 睡眠の質が低下する
- 湿疹や皮膚炎が起きる
- 関節が痛む
- むくむ など
本はこちら
症状のひとつに「湿疹や皮膚炎が起きる」とありますが、大人になって急に湿疹が出たり、皮膚炎が出たりする人は、検査してみると副腎疲労が原因だったということが少なくないと本には書かれていました。
先ほど、ときどき湿疹に悩まされていると書きましたが、私の湿疹は副腎疲労が原因の可能性があるなと思いました。(湿疹については別記事でまとめます。)
副腎をケアして元気になる方法
副腎疲労の原因であるストレスを取り除くこと
規則正しい生活や運動などは、もちろんストレスケアとして良いのですが、なかなか難しい場合もありますよね。手軽にできることとしては、深い呼吸がお勧めです。
普段、何かに集中していていたりして、呼吸を意識していないと、本当に呼吸が浅いんです。ストレスが溜まっているときなんかは余計にそうだと思います。
気付いたら深呼吸してみてください。ストレスが緩和されます。
糖質を摂り過ぎない
糖質が多く含まれている砂糖や炭水化物を摂り過ぎると、インスリンの分泌が高まりますが、インスリンはコルチゾールの分泌を低下させてしまうため、副腎疲労が悪化してしまいます。
糖質の代わりにタンパク質、脂質をしっかりとると、血糖値の上昇をおさえ、インスリンの分泌をおさえることができます。
糖質制限に関する記事はこちら
ビタミンC、ビタミンBを積極的に摂取
ビタミンC、ビタミンBの重要性については下記の記事でも少し書きましたが、副腎疲労にも良いそうです。
身体の中で最もビタミンCが多く存在するのが、副腎なのだとか。(その次は白血球だそうです。)
ここでビタミンCは副腎がアドレナリンというホルモンを作るのに使われます。
アドレナリンは、私たちのやる気や活力を生み出すホルモンなので、ビタミンCを摂ることで元気が出てきます。
また、ビタミンBもホルモンを分泌する様々な過程で使われているようです。
副腎疲労の人は、ビタミンBが足りていないことがほとんどなのだそうです。
まとめ
副腎疲労による症状を「副腎疲労症候群」といいますが、この病気はまだあまり日本では知られていないそうです。(日本で副腎疲労を知る医者は20%以下なのだとか)
しかし、アメリカをはじめ欧米では、副腎疲労が万病の元であるという概念が認識されており、あらゆる病気や症状を治療するためにまず副腎のケアをすることが常識となっているようです。
副腎疲労の症状はうつ病とも似た症状のため、まちがった治療をされてしまうこともあるみたいですね。。
最近やる気が出ないとか、倦怠感に悩まされている方は、「副腎ケア」を意識してみてはいかがでしょうか。
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。