こんにちは。Midori(@greenday_design)です。
ダイエットしているときって、体重が気になって気になってしょうがないですよね?
頻繁に体重計に乗ってしまったり、甘い物を食べると体重が増えるんじゃないかと自己嫌悪に陥ってしまったり。
私も昔、ダイエットをしていたときはそうでした。一日に何回も体重計に乗って、一喜一憂していました。
しかし、あるときを境に、体重計に乗るのを一切やめたのです。すると頑張っても頑張ってもなかなか痩せなかったのに、半年くらいかけて10kg減りました。
この記事では、太っていたころのことと、体重を気にしなくなったことで痩せられた理由をお伝えしたいと思います。
ダイエット中でなかなか結果が出ないと悩んでいる方や、これからダイエットを始めようと思っている方は、ぜひ読んでみてください。
太っていた頃のこと
そもそも、なぜ太ったのか?
私は、12年前に田舎から大学進学を機に上京してきましたが、初めての一人暮らしと、友達も知り合いもほぼいない東京での暮らしが、最初は寂しくて寂しくてたまらなかったです。
そのときの寂しさを、食べることで埋めてしまったため、大学に入学した年の春から夏にかけて一気に8キロ太りました。身長168cm、50kgから58kgへ。
入学して最初の頃は友達もいないので、大学の授業が終わってからお腹を空かせて帰ってきて、ご飯をお腹いっぱい食べながらドラマを見るのが唯一の楽しみでした。(入学した年の春ドラマはすべて見ていたと思います・・・)
しばらくしたら友達も出来ましたが、一度身につけた大食いの習慣はなかなかやめることができません。
昔はガリガリに痩せすぎていたタイプで、細すぎることがコンプレックスなくらいだったので、たくさん食べても太らないと思っていましたし、食べることを我慢した経験がほとんどなかったのです。
そのため、このときは止まらない食欲と、どんどん増えていく体重を見て、「どうしたら良いの!?」と非常に焦りました。
ダイエット開始!
「とにかく体重を減らさないと!!」と思った私は、まずは食事内容を変えたり、食事量を減らすことを始めました。
その当時は、「糖質が太る原因」ということも全然知らなかったので、カロリー表示を必ず確認して、なるべくカロリーが低いものを摂るということを意識。
糖質制限に関する記事も上げていますので、よかったら覗いてみてください。
あとは、倖田來未さんが夜18時以降食事をしないダイエット法で成功したということが話題になっていたので、さすがに18時は無理でしたが、とにかく晩ご飯を食べたらその後は何も食べないということも実践していました。
大学の施設内にあるジムにも通い始めて、走ったりもしていました。
とにかく、「少しでも体重を減らさなければ」という気持ちで、常に体重のことが頭にある状態だったと思います。
食事制限と体重が減らないことでストレスMAXに!
カロリーが高いものや大好きな甘いものは我慢したり、夜はお腹が空いても我慢して、翌日の朝ご飯を楽しみに眠ったりしていました。
我慢我慢の毎日でしたが、肝心の体重は少し減っては少し増え、という状態でなかなか結果が出ませんでした。
結果が顕著に出ていれば違うかもしれないですが、よほどの気力がないと、人間はずっと我慢することってできないんですよね。
我慢した反動で、「たまにはいいや」という気持ちが出てきてしまい、甘い物を食べてしまったり、夜遅くに食べてしまったり。
「やばい!」と思って体重計に乗ると案の定増えている・・・そして自己嫌悪に陥る、ということもよくありました。
食べたいものは食べられないし、我慢しているのに結果は出ない・・・ストレスがかなり溜まっていたと思います。
でも、そんな私でも、体重を気にしなくなったことをきっかけに、その後半年くらいかけて10kg痩せたのです。
体重を気にしなくなったことで痩せられた理由
体重を気にしすぎる生活に疲れたということと、ちょうど大学入学した年の冬頃から、生活が一気に充実し楽しくなったこともあり、自然と体重計に乗らなくなっていったんです。
体重計に乗らなくなると良いことがたくさんあり、結果的に痩せることに繋がったと思います。
ストレスが減った
体重計に乗っていたときは、少しでも増えていたり、思っていたより減っていなかったりするとすごく落ち込んでいました。そのせいか、食べること自体もかなりストレスになっていました。
しかし、体重計に乗らなくなったら、いちいち細かい体重の増減を気にしなくなったので、ストレスがだいぶ減ったんです。
今思うと、この「ストレス」が頑張ってもなかなか痩せなかった理由でした。
①ストレスは基礎代謝を低下させる
ストレスが溜まると、交感神経が刺激されて血流が悪くなり、この基礎代謝が大きく低下します。
ダイエットは基礎代謝が成功のカギを握っています。基礎代謝が向上することで、少しの運動でも痩せやすい身体になるのです。
②ストレスで体脂肪を溜め込む体質に
ストレスを感じるとコルチゾールという抗ストレスホルモンが分泌されますが、このホルモンが分泌されるとインスリンが多く分泌されるようになります。
糖質を摂ると血糖値が上がるとよく言われますが、それだけでなくストレスを感じた場合も、血糖値が上昇するのです。そして、血糖値を下げるためにインスリンが分泌されます。
インスリンは、血液中の中性脂肪を細胞に取り込む働きがあり、多く分泌されると体脂を増やす原因となるのです。
③ストレスを感じると過食になる
また、コルチゾールは幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンを減少させる働きがあります。
セロトニンが分泌されると幸福感を感じるだけでなく、食欲を抑制してくれる効果があります。
つまり、ストレスでセロトニンが減るということは、食欲が増進されることに繋がっていたのです。
実際に、体重を気にしなくなったことで、食欲も自然と落ち着きました。
食べることが楽しくなった
体重を気にしなくなったことで、食べるときは自己嫌悪の気持ちではなく、楽しさを感じるようになりました。
もちろん、食べたいものをずっと食べていては太ってしまうので、普段から気をつけることは大事です。
でも、食べるときは美味しさをとことん味わう!幸せな気持ちを感じる!という方向に変わっていきました。
頑張るときは頑張る、抜くときは抜く、このメリハリをきちんとすることで、普段のダイエットも頑張れるようになりました。
身体のラインを気にするようになった
体重が分からなければ、痩せているかの指標となるものは、身体のラインを自分で観察することしかありません。
体重を減らすことで、全体的に細くなることを考えていましたが、よくよく観察してみると、お肉が特についているところと、そうでもないところがあるのです。
私はお腹と太ももが細くなれば、悩みは解決するなと思いました。
それまでは体重を減らすために、ランニングなどの有酸素運動を中心にしていましたが、そもそも私は走ることが嫌いです。笑
なので、嫌いな有酸素運動は減らして、お腹と太ももを中心とした筋トレを増やし、お腹と太もものラインを特に気にしていました。
悩んでいる部位に直接負荷をかけることで、結果が出やすくモチベーションも保ちやすかったです。
ダイエットは楽しく続けられる工夫が大事
こうして、気がつけば半年後には48kgになっていました。
この経験を通して、体重を気にしないことが大事というよりも、ダイエットはストレスを溜めずに楽しく続けられる工夫が大事だと思いました。
その中の工夫の一つとしてお勧めしたいのが、体重計に乗らないことです。
私は今でも、体重計にはほとんど乗っていません。体重計に乗るとしても、ストレスを溜めないよう、今は痩せているなと思ったときのみにしています。(今は、身長168cm、48kg~50kg付近で安定しています。)
もちろん、体重を逐一管理してストイックにやる方が合っているという方もいらっしゃると思います。
私は、体重を計ることでいちいちストレスを溜めすぎてしまうタイプだったので、体重を気にしないで、肩の力が抜けている方が効果が出やすかったんです。
しかし、体重が増えたとき、脂肪は増えていなくても、塩分の摂り過ぎで体内の水分量が増えているだけの場合もあります。
体重ばかり気にして、苦しいダイエットで悩んでいる方は、思い切って体重計に乗らずに身体のラインを気にするというやり方を実践してみてはいかがでしょうか。
人間、苦しいことは続かないですし、長く続けるためにあまり頑張りすぎないことも大切です。
ダイエットに役立ちそうな記事は他にも上げているので、よかったら覗いてみてください。
バターコーヒーダイエットもお勧めです。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。