こんにちは。Midori(@greenday_design)です。
このブログでは何度かお伝えしたことがありますが、私はちょうど2年前にひどい湿疹を発症しました。
湿疹を発症するまでは、たまにニキビができたり肌荒れはするものの、敏感肌という言葉とは全く無縁だった私。
湿疹発症以来、かなりの敏感肌になりました。
この2年間、ひどいときは1週間に1回は湿疹が出てきて、ステロイドで抑えるという繰り返し。
いろいろ対策をして頻度はマシになったものの、今でも定期的に湿疹が出てきます。
今日は、湿疹を発症したときのこと(ちょっと長いです。)、そして、そこから思う湿疹を発症した原因・きっかけを書きたいと思います。
湿疹やアトピーには全く縁がないと思っている方も、私のように急に発症することだってあるかもしれません。
湿疹やアトピーで苦しんでいる方はもちろん、そうではない方も読んでいただけると嬉しいです。
湿疹を発症した日のこと
忘れもしない2017年2月3日金曜日。
私はその日、仕事の後に映画に行く約束をしていました。
たしか19時開始くらいの映画を約束していて、仕事が終わったら少し腹ごしらえしてから向かおうと思っていました。
しかし、ちょうど前々日の水曜日までインフルエンザで会社を休んでいたこともあり、結構仕事が溜まっていました。
結局、19時ギリギリに。
腹ごしらえする時間もなくお腹がとっても空いていた私は、映画館である食べ物を購入し、映画を見ながら食べることにしたのです。
それは、大好きなフライドポテト。
フライドポテトは健康に良くないので、普段はほとんど食べないのですが、本当は大好きな食べ物。
すきっ腹の状態で大好きなフライドポテトを目の前にした私は、「たまにはいいか」という気持ちもあり、Lサイズを一気に食べました。
久々のフライドポテトはとてもおいしくて大満足でしたが、晩御飯がフライドポテトだけでは健康に良くないと思い、帰りに和食を食べて帰宅。
その後、その日の日付が変わる時間には、顔がだんだんと赤く、かゆくなってきたのです。
こんなことは初めてでしたが、まあ寝れば治るだろうとその日はすぐに就寝。
しかし、翌日治るどころかどんどんひどくなっていったのです。
翌日すぐに病院へ
翌日の顔の状態はこんな感じ。(お見苦しい写真をすみません。)
少しマシな写真を選んでいます。実際はもっとひどかった。

症状は顔の下半分だったので、最初はマスクで被れたのかな?と思っていました。
とにかくこんなことは初めてだったので、藁にもすがる思いで病院(皮膚科)へ。
病院で原因を教えてもらおう!その原因を避けて、病院の薬で対処すればすぐに治るだろう!と安易に考えていました。
しかし、実際には「あ~荒れてますね。とりあえずステロイドを出しときますね~。」で終了。
拍子抜けした私は、「原因は何なのでしょうか?私はマスクで被れたのかな~と思っているのですが・・・」と聞いてみました。
すると、「ん~そうかもしれないですね。」という曖昧な返事。
「え!それだけ!?」と当時は腹が立ちましたが、まあそりゃ見てすぐに原因が分かれば誰も苦労しないですよね。
病院には私みたいな湿疹で悩む人がたくさん来るだろうし、そんな1人1人に親身に対応してられないよな~と今は思います。
でも、もう少し発症した日のこととか聞いてくれもいいのに、病院って何なんだ。。と思いました。(もちろん、そんな病院ばかりではないですが。)
がっかりした思いと同時に、「自分で調べて治していくしかないんだ。」という思いも持ったのでした。
ステロイドって何?大丈夫なの?
私が記憶している限りでは、初めてのステロイドの処方。
病院で「とりあえず」ステロイドを出されたのが不安に感じたこともあり、ステロイドについてインターネットで調べてみたのです。
すると、出てくる出てくる。ステロイドの悪い情報が。笑
・副作用が強い。
・長く使うと皮膚がただれてくる。
・一度使い始めたらやめることができない。
すっかり「ステロイド=怖い薬」のイメージがついてしまった私。
自分なりに調べて、刺激の少ない洗顔料や保湿剤を探して、ステロイドを使わず湿疹を治していこうと考えたのです。
とりあえずマスクで隠して会社へ出勤
金曜日に湿疹を発症して、月曜日は会社。
湿疹は相変わらずひどくて休みたかったですが、前の週にインフルエンザで数日休んでしまっていたこともあり、なんとかマスクで隠して出勤することにしました。
マスクを外したら、周りの人がびっくりするであろうレベルだったので、会社ではマスクを外すことができず。
飲み物は誰にも見られないところで隠れて飲んだり、昼食も食堂の隅っこでひっそり1人で食べていました。
何より辛かったのは、湿疹で炎症を起こしている箇所がマスクですれて、常に痛くてヒリヒリしていたこと。
仕事に集中できるはずもなく、なぜこんなことになったのだろうとか、どうやったら湿疹は治るのだろうかと、湿疹のことばかり考えていました。
木曜日、湿疹は治るどころかひどくなり・・・
ようやく木曜日。
月曜日からマスクで隠してなんとか頑張ってきて、「あと二日頑張れば休みだ。。土日で頑張って治すぞ~。」と考えていました。
しかし、その日の夕方。
なんだか顔全体がかゆい!と思い、トイレに行って鏡を見ました。
するとビックリ!顔の下半分だけでなく、湿疹がおでこにまで一気に広がっていたのです。
目の周り、おでこまで赤くてぶつぶつだらけ。絶望的な気持ちでした。
これはもう隠しきれない。。と思った私は、そのまま上司のもとへ。
顔を見せて、明日(金曜日)会社を休ませてください、とお願いしました。
上司には、「私も数日前から気になっていました。明日はゆっくり休んでください。」と言われました。(全然隠せてなかった。涙)
翌日、新たに別の病院へ
この数日、自分で調べて治そうと試みましたが、ひどくなるばかり。
そこで、もう一度別の病院に行くことにしました。今度は口コミも調べて、評判の良い病院へ。
今度の先生は熱量の高い先生で、私の湿疹だらけの顔を見た瞬間、「これは大変だ!」という表情になり、虫眼鏡でまじまじと観察し始めました。
「別の病院でステロイドを処方されたけど、ネットで調べたらステロイドは良くないという情報がたくさんあったので、使わずに肌に優しい保湿剤(ワセリンとか)で対処してきました。」と正直に伝えたところ、
「そうやってネットの情報を安易に鵜呑みにしたから、ここまでひどくなったんだよ。これは覚悟しないと治すのに時間かかるよ。」と少し怒られました。
「ステロイドはたしかに使いすぎた場合は副作用もあるけど、治るまではきちんと使用すること。副作用の優しいステロイドも処方しておくから、治ってきたらこっちに切り替えて。」とステロイドを処方されました。
たしかに、今はこのひどい湿疹をなんとかすることが先決だ。。と思い、今度はきちんとステロイドを使用。
時間がかかることを覚悟していましたが、数日後にはなんとか出勤できるレベルまで治すことができました。
私が思う湿疹を発症した原因・きっかけとは?
病院では、結局原因は分かりませんでした。
湿疹を発症してから、湿疹・アレルギーについて定期的に情報収集するようになった私が今思う湿疹発症の原因。
それは、「酸化した質の悪い油」です。
酸化した油は、人間の身体にとって毒です。
冒頭に書いた湿疹を発症した日。私は普段食べないフライドポテトを一気に大量に食べました。
フライドポテトは、酸化した質の悪い油が大量に使われています。
また、揚げられているフライドポテトの油は恐らく使いまわしです。長く空気にさらされることにより、余計に酸化しまくっています。
(もしかしたら都度油を入れ替えているお店もあるかもしれませんが、少なくとも映画館でそれはないと思います。)
私は普段健康的な食生活をしていたこともあり、慣れない質の悪い油が大量に入ってきたことで、身体が毒素を処理しきれず湿疹という形でアレルギーを起こしたのだと今は考えています。
インフルエンザから復帰したばかりで、免疫力が落ちていたことも関係していると思います。
※油の質については、湿疹に限らず健康面においても非常に大切です。今度、ブログにまとめたいと思います。
湿疹を改善して美肌になりたい。それが誰かの役に立てたなら。
湿疹発症から2年。
症状が出たらステロイドで抑えていますが、やはりずっと使い続けるのは良くないので、症状が治まったら使わないようにしています。
なので、今でも定期的に湿疹ができます。
なんでフライドポテトを食べたんだ…とか、いろいろ後悔はありますが、湿疹のおかげで健康やお肌についてより勉強するようになったのも事実。
湿疹がなければ、このブログを始めていなかったかもしれないし、悪いことばかりではありません。
湿疹は身体の毒素が出てきたものとも言います。ときにはステロイドをうまく利用しながら、湿疹が出ないような健康な身体になることを目標にゆるく頑張っています。
いろいろ自分の身体で試して、良かったこと悪かったこと発信していけたらと思います。
その情報が誰かの役に立てたらとても嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。