こんにちは。Midori(@greenday_design)です。

私は大人ニキビがよく出来ます。

全体的にニキビがあるわけではなく、大きめのニキビがぽつんとできるタイプなのですが、ニキビができると本当につらいですよね。

目立つところに大きなニキビができてしまうと、もうニキビで頭がいっぱい。目の前のことに集中できず、ニキビのことしか考えられなくなります。

ニキビの中でも、よく出来るのが「顎ニキビ」です。

大人ニキビに悩んでいる方も、特に顎ニキビで悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

そこで、今回は大人ニキビの中でもよくできる「顎ニキビができる原因」について調べました。

健康に良いと思って、頻繁に食べていた食べ物が実は顎ニキビには良くなかったと知り、驚きました。

顎ニキビで悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

なぜ顎は大人ニキビができやすいのか?

大人ニキビの中でも、顎ニキビは最も大人ニキビができやすい場所といっても過言ではありません。

なぜ顎にできやすいのかというと、顎は皮脂腺が多くて皮脂の分泌がされやすいにも関わらず、毛穴が発達していない場所だからです。

毛穴が発達していないというのは、顎から汗をかかないということからもよく分かると思います。

つまり、分泌された皮脂が毛穴につまりやすいのです。

皮脂が毛穴につまって常在菌のアクネ菌が増殖。それが炎症を起こすことでニキビとなります。

また、顎は手でさわりやすい位置にあるので、頬杖をついたときなど無意識に触っている可能性が高いです。

手で触ると摩擦や手についている雑菌により、ニキビができやすくなります。

顎はニキビができる状況を作りやすい環境なのです。

顎ニキビの原因

①卵・チーズ・豆類の摂り過ぎ

卵・チーズ・豆類は健康に良い食材として、よく挙げられる食材ですよね。

私も頻繁に食べていました。食べ過ぎると顎ニキビの原因になるとはどういうことなのでしょう?

卵・チーズ・豆類は、東洋医学の陰陽でいうと陽性の食べ物に分類され、陽性の脂が多く含まれています。

陽性の脂は身体の下の方に溜まりやすく、摂取しすぎると子宮・卵巣などの生殖器や膀胱に負担をかけ、それが顎ニキビに繋がると言われているのです。

また、顔の中でも、下の方である顎にニキビができやすくなります。

余談ですが、甘い物などの陰性の食べ物は、上の方に溜まりやすくおでこなどにニキビができやすくなると言います。

身体に良いからといって、食べ過ぎるのは良くないんですね。何事もバランスが大事。

私も普段から過剰摂取しないないように気をつけるようにしていますし、顎ニキビができてしまったときは、これらの食材の摂取を避けるようにしています。

②胃腸の不調

胃腸の働きが弱くなると、食べ物を消化する機能が落ちるので、消化不良に。

食べ物が十分に消化されず腸に運ばれると、栄養を吸収する効率が悪くなり、栄養不足になりがちになります。

健康な肌には、肌の生まれ変わりである「ターンオーバー」の正常なサイクルが必須ですが、そのためには亜鉛やビタミンAが必要です。

また、特に注意したいのが、ビタミンB2やビタミンB6の不足

ビタミンB2とB6は、顎ニキビの原因となる皮脂の分泌量を抑える役割を持っています。

このビタミンB2とB6が不足してしまうと、皮脂が過剰になりやすくなり、毛穴に詰まり顎ニキビができやすくなってしまうのです。

そして、胃腸で食べ物が十分に消化されないと、腸で老廃物が溜まりやすくなり、これが腐敗し有害物質を出します。

やがて、この有害物質は血液に溶け出し、血流にのって、皮脂とともに皮膚から出ていき、これが顎ニキビの原因となります。

胃腸の調子を整える方法については以前記事にしていますので、気になる方はぜひ読んでみてください。

③洗顔のしすぎ

顎ニキビは、皮脂が過剰に出て毛穴に詰まることが原因です。

そうすると、洗顔をして「皮脂をしっかり落とさないと!」と思いがちですよね。

洗顔回数を増やしたり、洗浄力の強い洗顔料で顔を洗ったり。

特に、皮脂分泌が多くニキビができやすいTゾーンや顎は、入念に洗いたくなってしまいます。

しかし、顎の皮脂分泌は多いとはいえ、Tゾーンに比べると少ないのです。

Tゾーンに合わせて顎も洗顔していると、皮脂を取り過ぎてしまい、お肌が乾燥してしまいます。(もちろんTゾーンも洗顔しすぎると乾燥します。)

すると、お肌の乾燥を防ごうとして余計に皮脂が出てしまうと言う悪循環に陥ってしまうのです。

洗顔は肌質によりますが、多くても1日2回までが良いと思います。

私は洗顔は1日1回ですが、Tゾーンと同じくらい顎にも長めに泡をのせて入念に洗っていたので、その点は気をつけなければと思いました。

④ストレス

顎ニキビはいろいろな原因が複雑に絡み合っていると言われますが、ストレスが最大の原因といっても過言ではないです。

顎ニキビはホルモンバランスが崩れるとできやすくなりますが、ストレスは特に、このホルモンバランスを崩す大きな要因となるのです。

ホルモンといってもたくさんありますが、特にお肌に関係があるのが男性ホルモンと女性ホルモン。

ストレスによりホルモンバランスが崩れると、男性ホルモンが増え、皮脂分泌が多くなってしまいます。

女性ホルモンである「エストロゲン」は皮脂を抑える働きがあるので増やしたくなりますが、こちらも増えすぎてもダメ。

皮脂が抑えられすぎて肌が乾燥して、皮脂分泌が多くなる原因となります。

また、生理前は、皮脂分泌を多くする「プロゲステロン」という女性ホルモンが増えるので要注意です。

とにかくバランスが大事なのです。

ホルモンバランスを整える方法は下記記事を読んでみてください。

まとめ

以上、顎ニキビの原因でした。簡単にまとめると

①卵・チーズ・豆類などの過剰摂取による生殖器や膀胱への負担。

②胃腸の不調による栄養不足や腸の老廃物。

③洗顔のしすぎによるお肌の乾燥。

④ストレスによるホルモンバランスの乱れ。

卵・チーズ・豆類の過剰摂取が原因の一つというのは、本当に意外でした。

健康に良い食べ物なので、食べれば食べるほど良いと勘違いし、卵や納豆など頻繁に食べていました。

食べ物には気を付けているのに顎ニキビができるという方は、これらの食材を摂り過ぎていないか振り返ってみてください。

次回は顎ニキビを治す具体的な方法についてもまとめたいと思います。

少しでも参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。