こんにちは。Midori(@greenday_design)です。
自分の身体に足りていない栄養素って興味が湧きませんか?
前回の記事では、足りていない栄養素を十分に摂ることで、全身を構成する細胞を元気にしていく「分子整合栄養医学」についてお伝えしました。
また、きれいな肌になりたくて、調べていたら分子整合栄養医学に基づく血液検査にたどり着いたと書きました。
しかし、そもそものきっかけは、女優の石原さとみさんが血液検査で足りていない栄養素を調べて亜鉛やタンパク質を積極的に摂取しているということを知っていたからです。
(石原さとみさんが大好きで、彼女の美容習慣や健康習慣はよく調べています。笑)
肌について悩んでいるときに、そのことを思い出し、深掘りして調べていくと分子整合栄養医学に基づく血液検査にたどり着いたのです。
6月上旬に表参道の松倉クリニックで血液を採取し、先日、院長の松倉先生に1時間ほどカウンセリングしていただきました。
非常に勉強になったので、この記事ではカウンセリングの内容をまとめていきたいと思います。
松倉クリニックについて
まずは、少し松倉クリニックについて説明しておきたいと思います。
アクセス
HPには表参道駅から徒歩1分とありますが、具体的には表参道駅のA2出口から歩いて30秒くらいでビルが見えてきます。

表参道ヒルズの横です。このビルの9Fが松倉クリニックの受付になります。
駅から近いので通いやすく、表参道は美しい人も多いので、モチベーションの維持にも繋がります。
松倉式 メディカル栄養療法(松倉式 分子整合栄養学)
松倉クリニック院長松倉医師は「美と健康はイコールである」という信条を持っているとHPに書いており、そこが自身の考え方と合致すると思いました。
また、分子整合栄養医学に、ホルモンバランス等のアプローチを取り入れた「松倉式 メディカル栄養療法」という新しい栄養療法を独自に構築と書いていたので、自身のホルモンバランスについても知りたいと思い、ここに決めました。(今回は費用が高かったので、ホルモンの検査は断念しましたが。)
私に足りていない栄養素とは?
検査項目は60項目以上!
主に足りていないと指摘されたのは下記の通りです。
①タンパク質
タンパク質は、肌や髪はもちろん、実はすべての細胞を作る源なのだそうです。
しかし、内臓などの生きるために必要なところから先にタンパク質が使われて、残りが肌や髪に行くので、なかなか食事だけで肌や髪の分まで摂取するのは難しいのです。
なので、先生はまずプロテインでタンパク質を摂取することを勧めているのだとか。
プロテインは筋肉を大きくしたい人が摂取するイメージが強いですが、健康や美容にも良いです。
ただし、プロテインは美味しくするために人工甘味料が入っているものも多いので、プレーンを選ぶと良いと言われました。
②ビタミンB
先ほど挙げたタンパク質は、身体の中でアミノ酸に形を変えて、細胞に取り込まれます。
アミノ酸に形を変えるときにビタミンBが必須なのだそうです。
つまり、タンパク質とビタミンBはセットで摂らないと意味がないのです。
余談ですが、ビタミンBは妊娠中に摂取すると赤ちゃんのIQが高くなることが科学的にも証明されているそうです。
③鉄分
強烈に足りていないというより「もはやないに等しい!?」とまで言われました。
私は昔から虚弱体質で疲れやすいですが、今まで通常の血液検査で貧血を指摘されたことはありませんでした。
しかし、鉄貯蔵のタンパク質である「フェリチン」の値が低すぎて結果はまさかの「4以下」、つまり検出不能だそうです。
鉄分が不足するとヘモグロビンの数値より先にフェリチンの数値が低くなります。
女性は生理で鉄不足になりやすく、ヘモグロビンは正常でもフェリチンは低いという「隠れ貧血」の方が多いそうです。
とはいえ、女性でもフェリチンの数値は30~40が普通(男性は125)で4以下はなかなかいないらしいです。
「この数値で良く頑張って動いてるね。結構つらいでしょ。」と言われました。
疲れやすく、すぐに怠けてしまう自分を「根性がない」とずっと責めていたので、この言葉はとても心に響きました。(でも実際怠け者ですけどね・・・)
鉄はエネルギーの源なのだとか。なので鉄分を補給すると冷え性も改善したり、身体も動きやすくなります。
あともう一つ、タンパク質とビタミンCと一緒に摂取すると、コラーゲンを作り出すそうです。
コラーゲンドリンクなどもありますが、コラーゲン単体だとあまり意味がないそうです。(しかも、人工甘味料が入っているパターンがほとんど。)
男性は女性と比べて格段に鉄分の数値が高いので、コラーゲンを作る力も女性よりあるのだそうです。
たしかに、女性よりも美容に関して何もしていない人が多いにも関わらず、肌がきれいな人が多い気がします。
肌以外にも、関節の腱や血管もコラーゲンでできているため、美容面以外でも重要です。
④亜鉛
これも結構少ないと言われましたが、亜鉛は貝類などに含まれているため、あまり食べる機会がない人が多く、足りていない人がほとんどなのだそうです。
私は湿疹に悩んでいると伝えていたので、亜鉛を摂ると良いと言われました。
⑤ビタミンD
主に、紫外線に当たることで作られるビタミンD3の数値が出ていましたが、こちらも全然作られておらず。
ビタミンDは、骨を強くし骨粗しょう症を予防するだけでなく、ガン予防にも繋がるのだとか。
「じゃあ、積極的に紫外線に当たった方が良いですか?」と質問しましたが、美容面では良くないため、サプリで補給するのが良いのではとのことでした。
コレステロール値が低すぎる
足りていない栄養素ではないですが、これはひどいと指摘されたのが総コレステロールの値が低すぎるということです。
善玉コレステロールの値は問題ありませんでしたが、「悪玉コレステロールの値が低すぎる!!」と驚かれました。
悪玉コレステロールは高いと良くないというイメージが強いですが、低すぎても良くないそうです。
善玉コレステロールは、コレステロールを回収する役割があり、悪玉コレステロールは運ぶ役割があります。
悪玉コレステロール値が高いと良くないと言われるのは、血管にコレステロールをたくさん運んでしまい、血管が狭くなったりするからです。
しかし、悪玉コレステロールは、血管だけでなく、細胞にもコレステロールを運ぶ重要な役割があるのです。
コレステロールは、細胞の核であるDNAを守ってくれる重要な役割を担っているのだとか。(このDNAが傷つくと、ガンの原因になります。)
また、コレステロールは、ホルモン(男性ホルモン・女性ホルモンなど)の材料にもなります。
ところが!世間的にコレステロールが低いことが悪と見なされていないため、コレステロール値を上げるための方法は研究されていないらしいのです。
とにかく卵や肉をたくさん食べてみてと言われました。
サプリ購入
鉄分やタンパク質不足は、指摘される人が多いと事前に勉強して知っていたので、レバーを食べたりして気をつけてはいたのですが・・・結局足りない栄養素として指摘されました。
サプリではなく、食事で栄養素を摂るのが理想ですが、仕事もしているので毎日完璧な食事は難しいですし、なかなか食事だけで補うのは難しいと実感しました。
足りない栄養素のサプリをすべて購入したいところでしたが、費用との兼ね合いもあるため、最低限必要なタンパク質、ビタミンBC、鉄分のサプリを購入しました。
そして、圧倒的に足りないと指摘された鉄分については、サプリだけだと数年かかると言われたので、ミネラル注射と併用することになりました。
ミネラル注射を4、5回打ったら、鉄分の数値のみ再度血液検査する予定です。
その後の経過については、また改めてまとめたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。